countermeasure for an obstacle
CREATE 05/09/2001 by Mie Suemitsu
UPDATE 11/06/2002 by Mie Suemitsu
UPDATE 04/20/2004 by Mie Suemitsu
Excel for MaxOSX シート名が表示されなくなった
vi コマンドが使えなくなった
ユーザがパスワードを変更できない passwd コマンドが使えなくなった
su - で root になれない
ssh で接続できない
telnet すると reboot してしまう
メールの送受信ができない
データベースファイルにアクセスできなくなった
de0: autosense failed: cable plobrem? というメッセージが排出される
UPS の LED が全て点滅している
シングルユーザモードでしか起動しない
障害の状況;Excel for MaxOSX シート名が表示されなくなった
障害の原因;原因は不明だが MacOSX のバージョンアップに関係しているように見える
障害の対策;Excel Settings(10) を削除する
Macintosh HD/Users/$HOME/Library/preferences/Microsoft/Excel Setting(10)
ファイルを削除する
このファイルは Excel を起動する度に作成される
障害の状況;vi コマンドが使えなくなった
障害の原因;/tmp がない
障害の対策;/tmp を作成する
# mkdir /tmp
# chmod 777 /tmp
# chmod +t /tmp
# ls -l /tmp
drwxrwxrwt /tmp
障害の状況;ユーザがパスワードを変更できない passwd コマンドが使えなくなった
障害の原因;/usr/bin/passwd の set-user-ID bit
障害の対策;/usr/bin/passwd の set-user-ID bit を立てる
# cd /usr/bin
# chmod 555 passwd
# chmod u+s passwd
# ls -l passwd
-r-sr-xr-x passwd
障害の状況;su - で root になれない
障害の原因;/usr/bin/su の set-user-ID bit
障害の対策;/usr/bin/su の set-user-ID bit を立てる
# cd /usr/bin
# chmod 555 su
# chmod u+s su
# ls -l su
-r-sr-xr-x su
障害の状況;ssh で接続できない
障害の原因;/usr/bin/ssh の set-user-ID bit
障害の対策;/usr/bin/ssh の set-user-ID bit を立てる
# cd /usr/bin
# chmod 711 ssh
# chmod u+s ssh
# ls -l ssh
-rws--x--x ssh
障害の状況;telnet すると reboot してしまう
障害の原因;inetd.conf に再起動するような記述がある
障害の対策;キャラクタ単位モードで telnet のオプション交渉を表示する。
詳解TCP/IP by W.Richard Stevens P454 参照
# telnet
telnet> toggle options ;クライアントにオプション処理を全て表示させる
telnet> open hostname
接続を確立するオプション交渉が表示される
障害の状況;メールの送受信ができない
障害の原因;/etc/mail に Mail relay access control list が設定されている
障害の対策;/etc/mail/access /etc/mail/access.db を削除する
障害の原因;named.conf が改変されているためメールサーバが見えない
障害の対策;/etc/mail/named.conf を正常に書き換える
障害の状況;データベースファイルにアクセスできなくなった
障害の原因;postmaster が起動していない
# ps ax | grep postmaster
248 v0- I 0:00.07 /usr/local/pgsql/bin/postmaster -i -o -F (postgres)
のように通常は postmaster の起動が確認できる
しかし、プロセスの起動が表示されなかった
障害の対策;postmaster を起動する
# rm -f /tmp/.s.PGSQL.5432
# /usr/local/etc/rc.d/pgsql.sh
5432番は postmaster が使用する UNIX ドメインのソケット /tmp/.s.PGSQL.5432 のポート番号である
障害の状況;de0: autosense failed: cable plobrem? というメッセージが排出される
障害の原因;Digital 21140A Fast Ethernet は autosence 100base-TX で動作するので 10base-T の HUB に接続した場合 10base-T である事を明示してやらなければならない
障害の対策;meidia 10baseT/UTP を指定する
# ifconfig de0 down
# ifconfig de0 madia 10baseT/UTP
# ifconfig de0 up
起動時に 10baseT で動作するように rc.conf を編集する
# cd /etc
# vi rc.conf
ifconfig_de0="inet 210.238.232.78 netmask 255.255.255.240 media 10baseT/UTP"
障害の状況;UPS の LED が全て点滅している
障害の原因;UPS バッテリーが空になり電源供給していない
障害の対策;供給側のコンセントを抜き、UPS のバッテリーがいっぱいになるのを待ってから、サーバに電源供給する
障害の状況;シングルユーザモードでしか起動しない
障害の原因;ファイルマウントシステムに不整合が起きたため
障害の対策;
マウントしているファイルシステムを確認する
/etc/fstab で定義されたファイルシステムがマウントされていない場合は手動でマウントできるか確認する
# mount /dev/ad0s1e /usr
# mount /dev/ad0s1g /usr/home
# mount /dev/ad-s1f /var
# df
fsck でファイルの整合性をとって再起動する
再起動後正常にファイルシステムがマウントしているか確認する